今月発行予定のPTA新聞「やたけ」より
育てたように子は育つ 校長 脇田武志
子育ては,とても難しいと思います。多感な時期の子どもさんを育てている保護者の皆様もそう感じていらっしゃるのではないでしょうか。自分自身も二人の子育て中,思うようにいかないことだらけです。心がけているのは,子育てについて妻とよく語ることにしています。語るというより,我が家は妻の苦労を聞くことになっていますが・・・。子どもが小さいうちから,二人で「育てたように子は育つからね~」と自分たちに言い聞かせるように繰り返し話していました。
子育てについては,家庭で語ることも大切ですが,学校の集まりだったり,地域の行事の時でも,気軽に話してみることだと思います。一人で悩んでいる時よりも,誰かに話すことで,「うちもそうなのよ~」と悩みを共有できたり,うまくいけば解決のアイデアももらえるかもしれません。
川床中学校の皆さんや校区の方々は,学校で育てる・地域で育てるという体制ができている場所だと感じています。自分の子だけでなく,他の子も気にしてくださるとてもいい地域だと思います。これからも一人一人の成長もみんなで見守っていける学校・地域が続いていけばいいなと思います。
※ 最近読んだ本「子どもへのまなざし:佐々木正美著」にあった,子育てについて大切なことをいくつか紹介します。
・待つという気持ちを持つ
・ありのままの子どもを受け入れる
・子どもが失敗したときが大人の出番
・子どもには必ず長所がある
・過剰期待や過干渉は避ける
・反抗期は成長の準備期間と考える
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