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2018年4月26日 (木)

いじめ問題を考える週間の取組

26日。3年道徳で。
「ネットいじめは人権侵害」のテーマで授業を行いました。
生徒はよく思考し、発表・意見交流も積極的にしていました。

 授業では「ネット社会の歩き方」のアニメーション映像や南日本新聞「若い目」掲載の関連記事も活用。(右リンク集に映像・指導案・ワークシートデータ有)

<指導意図>
子ども達のコミュニケーションツールとして日常的にスマートフォン・携帯電話・タブレット等が利用されている。手軽に利用できる機器は、子ども達の間の連絡を容易にすると同時に、悪い情報の伝達にも利用できる。いじめはやってはいけないことであるが、ネット上でやることはよりいけないことであることを指導。

この指導の中で、ネット上に流した情報はコピーが容易であり、自分がその情報の伝達をコントロールできなくなったり、流したデータを完全に回収することができなくなったりすることを指導し、軽い気持ちでやったということでは済まない行為であることを理解させる。

<指導目標>
①他人の悪口等をネット上に流す行為の影響の大きさを理解させる。
(インターネットは非常にたくさんの人に情報を伝えることができるという特性の理解)
②自分が発信した情報が他人に二次利用される可能性があることに気づき、それらを回収することは不可能であることを理解させる。
(デジタルデータは無限にコピーが可能であるという特性の理解)

導入では短いアニメーション映像を効果的に活用

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多くの職員も参観。指導のスキルアップを目指す

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指導のポイントでは、班で個人の考えを出し合った後、班の意見を集約・ミニホワイトボードに記入

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班の意見を代表が発表

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授業の終末ではの関連新聞記事も活用
(H30.4南日本新聞「若い目」掲載の中学生作文「ネット加害者にならないように」)
教師の読む記事を興味深く聞く生徒達
「いじめをなくすには,いろいろ大切なことがあるが,1番「思いやり」が大切だ」という教師説話で授業が終了

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<生徒感想より>
・加害者にならないために気をつけることは,他人(相手の)気持ちを考えることだと思った。
・何も考えずに写真などを投稿しないようにしたい。自分が知らないうちに加害者や被害者になってしまうこともあるので気をつけたい。
・ネット上に人の嫌がる情報をのせてはダメだなと思った。相手のことを考えて行動できたらと思います。
ネットの使い方を間違えたら大変なことになると改めて感じた。

<職員感想より>
道徳での「情報モラル」の扱いを難しく考えていたが,身近なこと(起こりうること)を題材に扱えば考えやすいと思った。
・情報モラルは近年,生徒にとって身近な問題であり,授業でもよく思考していたと思う。逆に,生徒にとって何となく,どうしたらよいかはわかっている部分も多いので,その部分をどう掘り下げていくかは難しいと感じた。
・内容が技術の要素が強いように感じた。中心発問をいじめや思いやりに関するものにして,話し合わせた方が良かったのではと思った。
・授業で活用したアニメーションは効果的であった。事例も豊富にあるので道徳だけでなく,いろいろな場面(全校朝会・PTA・職員研修等)で活用できると思った。

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