新聞投稿記事
あいさつから始まる世界 2年 森山竣太
「みなさん,こんにちは」この言葉には人を元気にできる力があると思います。あいさつが世界中どこでも使われています。世界には様々な言葉がありますが,どこの国にも共通であいさつがあります。「ハロー」「ニーハオ」など形は違いますが,意味は同じです。
去年,僕が鹿児島市の映画館でポップコーンを買おうとしたときの話です。店の方から,「こんにちは!」と言われました。僕は,一瞬,びっくりしました。そのあいさつは,僕を落ち着かせてくれるような気持ちのこもったあいさつでした。僕は,「こんにちは」と小さな声であいさつを返しました。そして,映画を見終わった後にも,あいさつのことについて少し考えていました。「店の方は,気持ちのこもったあいさつだったなあ。それに比べて,僕のあいさつについてはどう感じただろうな?」と。僕は,その時にやっと,気持ちのこもったあいさつと,面倒くさいなと思いながらやるあいさつの差のことを知ることができました。あいさつは,気持ちのこめかたによって人を元気にもしてくれるすごい言葉だなと思いました。あいさつを適当にする人達も多いと思います。今回の体験で,そんな人達にもあいさつの大切さについて知ってもらいたいと思いました。
「こんにちは」という言葉には,言うだけではなく,気持ちを百パーセントこめてすれば,自分も気持ちがいいし,相手も喜ばせることができると思います。自分もあいさつをするときには,元気よく愛情のこもったあいさつをしていきたいと思います。
※ 同内容を学級弁論大会・文化祭でも発表しました。
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