南日本新聞30日「若い目」掲載作文
物を大切に使えば結果が出る 3年 棚崎翔輝
僕が心からリラックスできる時間は,野球の練習が終わり,一日使ったグローブやスパイクの手入れをする時間です。この時間には,いつもグローブやスパイクに「今日も一日ありがとう」と思いを込めて手入れをしています。うまく捕球ができていたり,走塁でベースを強く蹴ることができるのは,グローブとスパイクのおかげだと思います。だから,いつもグローブとスパイクには感謝しています。守備でミスしたり,盗塁で走るタイミングが悪く失敗することもあります。それでも,大切に使い続けたら,守備ではファインプレーが出たり,盗塁でもわずかな差で成功したりしました。
このようなことから,僕は物を大切に使い続けたら必ず結果につながると信じるようになりました。時々,守備でミスしたときにグローブを見てみると,ひもとひもの間の汚れが落ちていないことに気づいたことがありました。こんな時は,試合後に,家ですぐに道具の手入れをしました。試合の反省もしながら,「今日もありがとう」とグローブとスパイクに伝えました。
この道具を手入れする時間は僕にとって,リラックスできる時間であり,とても大切な時間です。ミスした日,うまくいった日,いろいろありますが,うまくいった日でも反省をし,次の試合もうまくいくようにしていきたいです。そして,高校でも今と同じようにものの手入れを大切にしていけるよう努力したいと思います。
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