「その日の天使」
29日(火)全校朝会の話から
「その日の天使」。天使はエンジェルの天使です。
数年前,テレビで中島らもという作家の波乱の人生の番組について放送していました。
らもさんの人生は,波瀾万丈で自殺未遂経験もある作家でした。
そのらもさんが,素敵な言葉を語っていました。
それが,「その日の天使」・・・ その日のエンジェルっていうことです。
らもさんが言うには、日々の生活の中で毎日必ず天使が一人、あるいはひとつは
存在している、と話していました。
例えば、天使はそば屋のおばちゃんだったり、駅のホームに立って電車を待って
いる人だったり、その辺をうろうろしている犬だったり・・・。
人であったり、ものであったり、それらは毎日違うけれど、必ず「天使」がいる。
という話でした。
「天使」は、自分とはまったく違う世界を生きていて彼らと一瞬でもすれ違うこ
とによって、心が少し救われる。それが、自分にとっての「その日の天使」。だ
そうです。
らもさんに限らず、誰もが追い詰められたり、あせったり、泣きたくなったり、
逃げたくなったり。そんなことが多い時だからこそ、自分にとっての「その日の
天使」がいると信じて、天使に出会い、「ほぉぅ」と、一息ついて救われる。こ
とがあると思います。
あるいは、どうしようもないと思っている自分とは,まったく関係のない所に
「天使」がいることに気がつくことで、行き詰った自分を「たいしたことない」
と思って、笑い飛ばすこともできる。違う見方をすれば…と思うこともできる。
と思います。
皆さんも「今日の天使」を意識して探してみましょう。
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