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2016年9月29日 (木)

新聞投稿作文 

人の在り方  2年 岩下 海

 私はかつて,大きな病気と闘った。三歳の時,医者から「変な心音がする。」と言われ病気が分かった。心臓の弁に,米粒程の穴が開いており,ラッキーな場合,自然に治ってしまうこともあると聞いたので,それほど難しく考えていなかった。

しかし,病気が発覚してから十年後,階段を登ると息切れしたり,不整脈だったりと,異変が起こり始めた。そして,小学六年生の春に手術することになった。手術の日,私に,母は,「大丈夫だから,お母さんもばあちゃんもいるから,心配しなくていいよ。」と言ってくれた。私は,その言葉で安心し,前向きな気持ちで手術にむかった。

いろいろな人のお見舞や,手紙に勇気付けられ,今でもとても感謝している。,一番感謝しているのは,毎日毎日看病してくれた母と祖母だ。いつまでも,感謝の気持ちを忘れずに少しずつ恩返ししていきたい。
 

 「人という字は人と人が支え合っている」と言われる。だが,世の中,みんながみんな同じ考えではないのが当たり前だ。中には,人という字は,片方が楽をしているように見えるという人もいるかもしれない。

しかし,私にとって人という字は昔の自分を表している気がする。病気になった私を,支えてくれた人たちがいたからこそ,今の自分があると思う。人の在り方は,苦労して,倒れそうな人を支えてあげるという助け合いの心だと思う。これが,私が病気になり気付いた,これからの世界に広げるべき,人の在り方だ。

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